≪住み替えにおすすめのタイミング≫
住み替えのタイミングは、住み替え理由によって変わります。
●マンションに居住中の場合
マンションに居住中の場合は、住宅ローン減税が切れる時や固定資産税の優遇が終了した時、大規模修繕工事の直前直後などが住み替えにおすすめのタイミングとして挙げられます。
ただしタイミングを重視するあまり、購入した住宅の資産価値よりもローン残高が多い状態とならないように注意しましょう。
●住宅ローンの金利が低い状態
住宅ローンを契約して新しい家を購入する場合、できるだけ住宅ローンの金利が低いタイミングにローンを契約するのがおすすめです。
金利が低い=返済額が少なく済みますので、住宅ローンを使って住み替えを検討している方は、金利動向をチェックしておくこともポイントです。
●家の設備や周辺環境に不満を感じている場合
部屋の広さ、収納スペース、設備など不満を持つポイントは様々ですが、リフォームやリノベーションで解消できないケースもあります。
周辺に買物施設、病院、駅などが近くになく不便を感じているならば、住み替えのタイミングではないでしょうか。
特に通勤や通学は毎日行うものなので、ストレスを軽減したいと考える方も多くいらっしゃいます。
●建物の築年数が浅い場合
現在住んでいる家を売却する場合、新築から時間が経てば経つほど価値が下がり、売却益が低くなってしまいます。
売却益をもとに住み替えを希望するならば、家の資産価値を保てる築年数が浅い状態での住み替えがおすすめです。
ただし、子育て世代の場合はお子様の入学や進学などのタイミングもある為、そちらと合わせて検討する必要があります。
≪住み替えは「売り先行」と「買い先行」のどちらを選ぶ?≫
◆売り先行(売却後に新居を購入する)
◆買い先行(新居に引っ越した後、時間をかけて売る)
基本的にはこちらの2つの方法のうち、どちらかを選択します。
売り先行と買い先行はどちらもメリット・デメリットがあるため、内容をしっかり確認した上で自分に適した方を選ぶ必要があります。
≪家の住み替えにかかる費用≫
家の住み替えでは、家の売却と購入の両方に費用がかかります。
不動産取引はかかる金額が大きく、必要になる諸経費もそれに伴い生じる可能性があります。
後々資金不足に陥ってしまうことを防ぐためにも、住み替えにどのくらいの費用がかかるのかを確認しておくことも重要です。
≪まとめ≫
家の住み替えはタイミングや、かかる費用などの把握が非常に重要です。
また、早いタイミングで不動産会社に自宅を査定してもらうというのもおすすめです。
自宅がいくらで売却できるのかを知ることで、住み替えの資金計画も立てやすくなるでしょう。
目的に合った良い住み替えに向けて、「売却」と「購入」どちらも後悔しないようにしっかりと検討していきましょう。