建売住宅とは販売会社から土地と建物を一括購入する一戸建て住宅です。すでに実物が建築されているケースと建物は未完成で設計プランのみできている段階のケースがあります。まだ実物が建築されていないものでも建築確認申請済の為、基本的にはプラン通りに建築します。
この記事では、建売住宅を購入する際に確認しておきたいポイントをいくつかご紹介していきます。
【立地条件、周辺環境】
・通勤通学に本当はどれくらいかかるのか
・実際に買物をするスーパー・ドラッグストアはどこにあるのか
・近隣に住んでいる世帯はどのような人が多いのか
・ハザードマップのリスクエリアに該当していないか
可能であれば見学に行きやすい休日の昼間などだけではなく、夜間や平日なども見に行くのがおすすめです
【住宅の内部・外部の状況】
・陽当たりや風通し → 窓によって一日の中で光がどこからどのように入ってくるのか、風の通りやすさなどが変わってきます。内覧に訪れる時間帯は、日差しがよく入り明るい時間帯が多いのですが、内覧のときの時間帯だけでなく、他の時間帯はどうなのかも確認しておきましょう。
・コンセントの位置、数、高さ → コンセントは家電を使いたい場所に設置されていないと、暮らしにくさを感じることも多いです。家電を置く場所を想定して、必要な位置に必要な数のコンセントがついているかチェックしてみましょう。
・自転車やバイク置場 → 車を出さないと自転車が出し入れできなかったり、お子さんが無理やり自転車を狭いところから出そうとして車をや家の外壁を傷付けてしまうといった問題もあります。駐輪スペースに余裕があるのかも確認してみましょう。
《まとめ》
物件選びは、あれもこれもと目移りしてしまいがちです。そこで何を優先すればいいのか決めていないと大事なことを見落としてしまうケースが多々あります。
そうならないためにも、まずは希望する「優先順位」を決めてから住まい探しをしていくことが大切です。
複数の要望をリストアップしてみて、それぞれ点数化してみましょう。その要望を書いたリストを持って複数の分譲住宅を見学して回ることで、相対評価で気に入った住まいを選択しやすくなります。
建売住宅を購入する場合、実際に見学に行き、生活シーンの具体的なイメージや住居設備を注視するとともに、ライフスタイルや嗜好に合った間取りやデザインの住まいを選びましょう。大きな買い物なので後悔のないように、周辺環境も含めてしっかりと検討することが大切ですね。
今回ご紹介したポイントを踏まえて、納得のいく物件選びをしていきましょう。