住み替えなどで居住中に住宅を売却する時、住みながらは難しい・売りにくいと不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、居住中の売却についていくつかポイントをご紹介します!
≪居住中の売却のメリットとデメリット≫
メリット
●見学者に住み心地や近隣状況等、住宅のプラスポイントを直接アピールできる
●生活感を見せられる
●買主にとって売主と接点が生まれることによる安心感を持ってもらえる
デメリット
●見学者の内覧に予定を合わせて立ち会わなければならない
●ネガティブな面も見えてしまう
●内覧の都度、室内環境を整えておく必要がある
居住中の売却を行う場合は、このようなメリット・デメリットを理解しておくことが重要です。
≪住みながら売却をするコツ≫
●内覧前の掃除や片付け
居住中の売却で非常に重要となるポイントが内覧時の印象です。
内覧時の印象が「イマイチだった...」となれば、見学者の購入意欲を下げてしまう恐れがあります。
どのくらい綺麗な状態を見せられるかにより、買い手からの印象が大きく分かれます。
●室内の換気
見学者を案内する前に室内の換気をしておくことで、印象が下がるリスクを回避しておきましょう。
ペットを飼っている方や、喫煙者の方は特に臭い対策には注意が必要です。窓を開けたり、専用の消臭剤などを活用したりするのも効果的です。
●水回りの印象
水回りは生活感が出やすい部分の為、水アカやカビなどの汚れが目立たないよう注意しましょう。
特にお風呂や洗面台の鏡を綺麗にすることをおすすめします。
●部屋の照明
部屋は明るい方が印象が良く見えるので、照明も重要です。
部屋の照明器具を点灯させておくことにより室内全体を明るく見せられ、見学者に良い印象を与えることもできます。
●見学者とのコミュニケーション
物件だけでなく人も見られていることを意識し、見学者と最低限のコミュニケーションは取るように心がけましょう。目的は物件を見ることなので、過度に話しかける必要はありませんが、良い対応をすることにより見学者に安心してもらうことができます。
≪住みながら売却が向いているパターン≫
●居住中の家の中を見せることに抵抗が少ない方
●見学者の希望に合わせて日程を調整しやすい方
●日常的に室内の整理が行き届いている方
≪まとめ≫
住みながら家の売却を成功させる為には、内覧を成功させることが非常に重要です。
当日の物件の状況や対応が結果を左右することもあります。
居住中ならではのメリットを活かせるように工夫をしていきましょう。
家の売却を検討しているのであれば、まずは不動産会社の査定でいくらで売却できるのかを確認してみましょう。
不動産仲介会社にも協力やアドバイスを求め、それらを積極的に反映してくことで、売却の成功にも繋がります。